2009-09-06

8/30のローション撮影日記

すでに撮影終わって一週間。相変わらず我ながら更新が遅い。
このズボラさはどうにかしたいものだが。その点、監督はよくやるなぁといつも思う。
見習わなければいけない部分も多い。

ところで撮影当日はオイラの念が通じたのか
雨はなんとか持ち、気温もまぁそこそこに暖かく、
夜までは持つかなぁ~といった感じの日和であった。
スタジオには毎回のごとくオイラが一番乗り。
スタジオの管理人さんに「役者さん?」と言われ
すっかりテンションがあがり(←バカw)
ニヤつきながら談笑してると程なく、
そんな事は知るわけも無いw監督ご一行様到着。
荷物を下ろしてるとローションの箱の数が少ないので監督に聞くと
スタジオに「午前中」直接届くとのこと。
まぁ自分で運ばなくてもいいから、考えたね~とは思ったが
◎◎急便って午前中とか言って11:55とか普通だから大丈夫かなとは思ったけど、
この時点ではそれが現実になるなんて知る由も無い。

最初のシーンはオナニーとフェラなので
ローションはそんな使わないだろうとは思いつつも
作れるだけ作っておく。と、
予想以上のハイペースでなくなる。
今回はサイパペ版「濡れたJK」ってことでローションを多めに使うようだ。
果たして◎◎急便は午前中にちゃんと届けるのだろうか?
そんな一抹の不安が脳裏をよぎる。
1シーン目で思いのほか消費したので
継ぎ足し分を仕込んだところで持ち込み分を使い切る。
これで午前中に届かないとヤバいことになる。

監督に営業所に確認してもらうと予定通りに届くとのこと。
本当に大丈夫か?と
疑いつつも2シーン目の撮影に突入。
時計をみると12時丁度を指している。
再び営業所に電話を入れてみる。
数分待たされた後、担当者が出た。
なんと担当ドライバーが営業所に荷物を忘れて
配達に出てしまったらしく、
また戻ってきて午後便でこちらに届くのは
午後3時から4時になってしまうとのこと。
3時~4時というのもヤバイが
またそんな事を信じて時間通りに着くわけがないと、
まったく◎◎急便を信用していないオイラは
監督のクルマで直接営業所にブツを
受け取りに行こうと制作のAさんに相談する。
するとスタッフAさんは、交通費がどうのこうのとか、
そんなもん後で監督がどうこうすりゃいい事をグダグダ言ってるので
「そんなのは後で監督がやるでしょう」と
1秒でもローションが早く欲しいオイラは
ホドホドに話を切り上げw監督のクルマでスタジオを飛び出した。

普段「おつかい」感覚でしかクルマを運転したことがなく、
スポーツセダンに乗ったことの無いオイラは
車高の低さ、ハンドル切るタイミング、その他、
初めての感覚に運転しながら感動しまくるw。

「車高、低っ!!」「速っ!!」「ハンドル軽っ!!」

とても乗り出し40万とは思えない感じでオイラも
「同じクルマ欲しい!!」と思ってしまうほど。

そんな束の間のワクワクドライブを楽しみw、営業所に着くと、
今度はそこでオイラが荷物を取りにくることが伝わって無いらしく
ひと悶着する。
たぶん電話した部署で止まってんだか知らんけど
こういう手際の悪さって
笑いがこみ上げてくるほど呆れてくる。
全然プロじゃないなぁ。って。
ぶっちゃけいい加減にしろよ。と。
チャリで鍛えて大分気が穏やかになってるオイラでもキレ掛かってくる。
こっちは何の文句も言わずに取りに来てやってんだから、
間髪いれずに渡せるくらいの準備しとけよ!!。と。
何だかんだで15分くらい掛かり、また一路スタヂオ目指して突っ走る!!
またハンドリングや加速感にいちいち感動しながらw30分ほどで到着。
スタヂオでは皆ひとつのテーブルを囲み和やかに飯を食ってる。

オイラはAVの現場はローションを使う仕事でしか来ないのだが、
こういう和やかな食事風景wはあまり見たことがないw。
女優さんとか一緒に飯食ってるもんな。
まぁこんなのは珍しくなければ珍しくないんだろうけど
オイラは今までやってきた現場の記憶をさかのぼってみても、
バタバタの現場ばかりで殆ど無いので、こういうのはかなり新鮮に見える。
今回出演してる翼裕香さんは、いい意味で「女優オーラ」を感じない人で
オイラが好きなタイプの女優さん。
久々にローション製作が修羅場になりそうな予感を抱きつつも、
こういう場の雰囲気がマッタリする女優さんがいると疲れも和らぐ。

午後からは絡みのシーンもありでローションもシーンごとにフルチャージ。
ただバケツ一杯のローションを使いきるペースが汲み出すペースより早く、
汲み出しが雑になり飛沫があちこちに飛び散りまくる壮絶な光景が
1シーンごとに繰り広げられるという、
かつて伊藤組ではありえなかった凄まじい状態に。

個人的はスマートに仕事をこなしたいと思っているオイラは、
後で拭けば良いという感覚であまりやりたくないと思っているので、
養生シートの外にローションがボタボタ垂れている様は
「現場は汚さない」を
自負してきたオイラの小さなプライドを崩していくw。

まぁでも言い訳を言わせてもらえば、そのローションを消費するスピードが
伊藤組でも体験したこと無い早さだったので仕方なかったのかなと。
この問題はバケツを増やすことで改善できるが
今後にむけて他の改善策も考えたいところだ。
さらに今回のように大量のローションを浴びると
それを落とすお風呂場までのルートが大変なことになる。

伊藤組の時でもそうだがローション撮影の時は
スタジオの床にローションを垂らして汚さないように
新聞紙やシートでお風呂場まで道を作る
いわゆる「ローション道w」という養生された道をつくる。

その道を全身ローションまみれの女優さんの手を握ったり体を支えたりして
お風呂まで導くことになるのだが、
これは個人的にはお風呂が遠ければ遠いほど嬉しいw。

なにが嬉しいってあんなにローションでドロドロになった女子の手を
握れたり体に触れたりという夢の行為に関われるのである。
こんな夢の行為は現実世界の毒男wはまず体験できないw。

あのヌルヌル+女体独特の柔らか感から生まれる触感を味わえるだけで
現場の疲れが吹き飛ぶw。
ここ最近「ローション道」を作って女優さんを
お風呂まで連れて行くというのは
久しくやってなかったので現場は凄まじい事になったが、
個人的には裕香さんのローションにまみれた柔らかい手を握ったりw、
超くびれた柔らかい腰を支えたりw、
とお腹いっぱいにスキンシップが図れたので、

「あっざした!!w」

といふ感じではあったw。

裕香さんは小柄な萌え系と思いきや
程よきバストと超くびれたウエストからヒップにかけた、
まさに「ひょうたん」のようなアニメ的な体型の持ち主である。

ゼンタイとかもヤバそうだ。まず似合わないわけがなかろう。
オイラに金があれば彼女で一本撮りたいと思えてくる。
今後あるかは分からないけどサイパペ版「競泳彼女」にも出て
是非競水を着て貰いたい。
あのボディラインは競泳水着で真価を発揮するであろうとオイラは思う。
なので監督、
是非サイパペ版「競泳彼女」に裕香さん出してあげて下さい!w
と、
思わず贔屓したくなるほどに今回は裕香さんに惚れてしまったw。
オイラは「かわいい系」はあまりタイプではない
(なんか自分に合わないかな?って意味で、嫌いってことじゃない(^^;)
んだけど、
彼女は変に押し付けがましさみたいなのがなくて
自然体の可愛らしさに癒されるというか、
なんか自然さが、いい意味で気にならないって感じで、
今回の撮影が良い雰囲気だったのも
彼女の自然体から滲み出す元気さとかからだったんじゃないかなぁと思える。
なんかこんなに書きたくなるのって久しぶりなので勢いで書いちゃったけど、
たまたま波長が(オイラは)あったのかなと思う。
なんだかノロケた展開になってきたがw、
今回のことは毎回あるわけではないけど、
やっぱこういうことがあるのが普段の仕事では得られない経験なわけで、
またこういう経験ができればと思うと、

また監督、次もお願いします!!

って気持ちになってくるし、
ローション部としてはどう作業効率、手順をあげていくか?
ってまた考えることにもなる。

やる度にどこかを良くする事でさらに発展する。
それを考えるのもまた面白い。
今後も許される限り手伝えていければと思えた、いい一日であった。
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